ヨガにはバストアップの効果もある?おすすめのヨガポーズを6つ紹介!

年齢を重ねるにつれて、バストのサイズダウン、ラインの崩れに悩む女性は多いですよね。サプリや補正下着など、バストケア用品はたくさんありますが、実はヨガをすることでも、バストアップの効果が期待できるのです。

本記事では、ヨガがバストアップに効果的な理由、バストアップにおすすめのヨガポーズを6つご紹介します。

ヨガにバストアップの効果はある?

ヨガ

ヨガを継続することで、年齢に負けない若々しいバストをキープし、健康的で美しいボディラインへと整える効果があります。

ホルモンバランスを整え、バストアップ

ヨガには、女性ホルモンのバランスを整えることによる、バストアップの効果が期待できます。バストの成長に欠かせない女性ホルモン、「エストロゲン」は、加齢とともにその量が低下し、閉経を迎えるころにはバストダウンにも影響するといわれています。また、女性ホルモンは、不眠やストレスによってもバランスを崩しやすく、バストの成長を妨げるだけでなく、生理不順や重い生理痛など婦人科系疾患の原因にもなるのです。

ヨガには、深い呼吸で自律神経のバランスを整え、身体を整えるアーサナ(ポーズ)で子宮周りを温める効果があります。この自律神経は、脳の視床下部に支配されていますが、実は女性ホルモンの分泌を指令する器官も、同じ視床下部であり、自律神経のバランスを整えることで、女性ホルモンも連動して安定します。また、子宮周りの血行が良くなることで、女性ホルモンを分泌する卵巣も、正常に機能するようになるのです。

胸の筋肉を鍛え、ハリのあるバストへ

バストのハリを保つポイントは、胸の筋肉、大胸筋を鍛える事です。バストのほとんどを占める脂肪の中には、無数の乳腺が張り巡らされていて、その乳腺と、胸郭外側面の筋肉、大胸筋をクーパー靭帯が繋ぐことで、バストにハリが生まれます。

不良姿勢や運動不足など、大胸筋が使われないことで、バストを支える土台が弱く安定しなくなり、バストのハリを失う原因になるのです。ヨガには、腕を前に伸ばし身体を支えるプランクのポーズや、胸を大きく開き、キープするラクダのポーズなど、効果的に大胸筋を鍛えるポーズがたくさんあります。

姿勢を整え、美しいバストラインへ

ヨガには、姿勢を整えることで、美しいバストラインを保つ効果があります。ヨガのポーズは、身体を前後左右上下様々な方向に動かすため、日常生活で硬くなりやすい筋肉を柔らかくし、弱くなった筋肉を鍛え、全身の筋肉バランスを整えます。

デスクワークや家事や育児など、日々の生活では身体の前側で行う動作が多いため、現代人は背中が丸まりやすく、バストトップも、自然と下向きになりがちです。筋肉バランスを整え、正しい姿勢を維持できるようになると、バストトップが上を向き、美しいバストラインをキープすることができます。

バストアップにおすすめのヨガポーズ

ヨガ

では、バストアップにおすすめのヨガポーズを6つご紹介します。

スプタ・バッダ・コナーサナ(仰向けのがっせきのポーズ)

ヨガポーズ
ひだを立てた仰向けの姿勢から、両足裏をくっつけ、両膝を外側に倒します。反り腰になってしまうようであれば、恥骨を前に出すように少しだけ骨盤を後傾させましょう。余裕があれば両肘を頭の上で組み、2分程度キープします。股関節周りの筋肉の柔軟性が増すことで、下腹部が温まり、女性ホルモンを安定させる効果があります。

スリーピング・スワン*

ヨガポーズ
四つ這いの状態から、右膝を両手の間に運び、膝を外側に倒します。左脚は足先までまっすぐ伸ばし、一度目線は正面、おへそもしっかりを正面に向けておきましょう。吸う呼吸で背中を伸ばし、吐く呼吸で上体を前に倒します。お尻周りへの刺激が強すぎる場合は、上体を起こし、肘を肩の真下に置いてもOKです。ゆっくり1、2分キープして、反対側も同じように行いましょう。股関節周りの筋肉を緩め、リラックス効果も高いため、自律神経・女性ホルモンのバランスを整えるのに効果的です。
*「スリーピング・スワン」は、1980年代に普及した「陰ヨガ」で命名されたポーズです。

クンバカーサナ(プランク)

ヨガポーズ
四つ這いの状態から、両膝を伸ばし両足指でしっかりと床をとらえます。かかとは蹴り出し、お尻は下げますがおへそは引き上げて。下腹部を硬く保ち、両手両足に均等に体重を乗せ、ゆっくり5呼吸キープします。脇を締め、肘を後ろ方向に引きながら、背中を1枚の板のようにまっすぐキープしたまま床に降りることを意識して。慣れないうちは膝をついてもOK。大胸筋を効果的に鍛えるポーズです。

優しいウシュトラアーサナ(優しいラクダのポーズ)

ヨガポーズ
膝立ちの状態で、両手指先を下に向けお尻に添え、お尻を下に押し下げるようにしながら胸を開きます。腰から反らないように、足の付け根を前に押し出して。余裕があれば、お尻を更に引き下げ、天井に胸を見せるように後屈します。3呼吸ほどキープしたら、ゆっくりと起き上がり、2、3回繰り返しましょう。胸を開き、猫背・巻き肩を改善しつつ、大胸筋を鍛えるポーズです。

ゴムカーサナ(牛面のポーズ)

ヨガポーズ
長座の状態から、右膝を立て、右足を左太ももの外側に置きます。左ひざを折り曲げ、両膝が一直線になるように重ねたら、両座骨均等に体重を乗せておきましょう。左手を天井方向に上げ、指先で肩甲骨の間を触るように肘を折り曲げます。右手を背中に回し、両手の指先を組みましょう。手が届かない場合は、ヨガベルトやタオルをつかってもOKです。胸を天井方向に開き、目線は斜め上。ゆっくり5呼吸キープして、反対側も同じように行いましょう。姿勢改善にとても効果的なポーズです。

アルダ・ブジャンガアーサナ(ベイビーコブラのポーズ)

ヨガポーズ
うつ伏せの状態から、両手を胸の横に置きます。軽く脇を締め、肘は天井方向に曲げておきましょう。両手は軽く床に添えたまま、背中の力を使って上体を起こします。肩甲骨を引き下げ、目線は斜め前の床に置きましょう。背中の筋肉を鍛えながら、お腹の筋肉、腹直筋がストレッチされることで、背中が丸まるのを防ぎます。

まとめ

身体を柔らかくするだけのイメージが強いヨガですが、実はバストアップにも効果的。身体全体が整うため、バストアップはもちろん、正しい姿勢へと変化することで、美しいボディラインを維持することができます。上手にヨガを日常生活に取り入れて、健康的な若々しさを手に入れましょう。