ピラティスダイエットが本当に痩せるのか気になる方も多いでしょう。ピラティスでは体重が減るだけではなくさまざまな効果があります。
そこで今回は、ピラティスダイエットの効果や効率的に痩せる方法についても紹介します。
ピラティスダイエットは痩せる？
ピラティスでダイエットを決意した方も多いのではないでしょうか？でもそこで気になるのが、「本当に痩せる？」「どのくらいの期間で痩せる？」ということですよね。
ピラティスの方法次第ではダイエット効果を実感できます。単に、体重を落としたいのであれば、ピラティスではなく食事制限が理想です。しかし、脂肪を落とし筋肉量を増やして身体を引き締めたい、健康的な身体にしたいという方にはピラティスダイエットがおすすめです。ピラティスダイエットでは体幹も鍛えられるため、代謝アップなどの効果も得ることができますよ。
ピラティスダイエットで得られる効果とは？
ダイエット目的でピラティスを行う場合の効果について紹介します。単に体重を落とすだけではなく、その他得られる効果についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
身体が引き締まる
まず、ピラティスを行うことで得られる効果が身体の引き締めです。ダイエットしたいと思っている方は、お腹周りのお肉が気になっている方も多いでしょう。
筆者は、産後の体形を戻すためにピラティスとヨガを週に3回～5回行っていましたが、産後3ヶ月でほぼ産前と同じ体に戻すことができました。体重も約10㎏落ちています。ピラティスをすると、脂肪が減り筋肉量が増えることで、脂肪燃焼効果が高まりダイエット効果がアップします。 結果として身体が引き締まり、体重を減らすことにもなるのです。
姿勢が良くなることでスタイルが良く見える
ピラティスには整体効果、姿勢矯正効果もあるので、身体のゆがみが改善されます。また、胸を開くポーズも多いので、猫背が改善されたりもします。
ピラティスでのダイエット効果を得るには3ヶ月ほど時間がかかりますが、姿勢を正すことによりスタイルが良く見える効果は、すぐに実感できるのが特徴です。
美肌効果が得られる
ピラティスはヨガよりも運動量があります。クラスを終えたら汗びっしょりという方も多いでしょう。汗をかくことで老廃物が排出されて美肌効果を得られたり、身体を動かすことでストレス解消となり美肌になったりします。
ピラティス後は食べたものを吸収しやすいので、身体に取り入れるものにも気を配ると、より美肌効果を高めることにも繋がるでしょう。
ピラティスでより効果的に痩せる方法
ピラティスでより効果的にダイエットできる方法について紹介します。
継続する
まず、ダイエット効果を得たいなら、継続的に続けることが大切です。上述したように、姿勢が悪いことにより太って見える、ずんぐりして見える場合は、ピラティスで歪んだ骨格を正しい位置にもどし、姿勢を正しく保つことでスタイルをよく見せることができます。
しかし、身体の脂肪を落としたい、体重を減らしたいのであれば、1回だけでは効果を感じることはできません。最低でも週に1回など、継続してピラティスを行うことが大切です。
段階を踏んで強度を上げていく
筋力を上げて身体を引き締めるためには、ピラティスの負荷を上げていかなければいけません。ピラティスをやればいいと、同じようなメニューを続けていると、身体が慣れてきてしまい、体重が落ちない停滞期が長く続いてたり、身体の引き締め効果を感じにくくなったりします。
筋肉痛が起きにくくなった。ピラティスのクラスのあとの疲労感があまりないと感じるようになったら、ダンベルやピラティスベルトを活用して、負荷をあげるのも一つの方法です。
食事にも気を遣う
体重を落としたいのであれば、食事にもしっかり気を遣いましょう。当たり前の話ですが、ピラティス後にたくさん食べてしまっては意味がありません。
特に、ピラティス後は、ピラティスで使ったエネルギーを補給しようと、栄養素を取り込みやすくなっています。そのため、身体に取り入れたい栄養素が含まれる食事を摂るとダイエット効果が高まります。たんぱく質をしっかり摂り、脂肪燃焼しやすい身体を作るのも大切な要素といえるでしょう。また、ビタミンが含まれる食材を摂取すると、ピラティスによる疲労改善効果が高まります。
ヨガなど他メニューと併用する
ダイエットと一緒にスタイルアップもしたいのであれば、ヨガなど柔軟性を高めるメニューと併用するのもおすすめです。特に、ピラティスの前後にヨガやストレッチを加えると、身体がほぐれて血液循環が良くなった状態のため、怪我をしにくいという効果もあります。
ピラティスをした後は筋肉痛になる人が多くいます。むしろ、筋肉痛が起きることで、新たな筋肉が作られるため、筋肉痛が起きるのは効果が出ている証拠でもあります。しかし、筋肉痛がひどくて日常生活が送りづらくなると、代謝もダウンしてしまいます。ピラティスのあとに身体を伸ばす、ほぐすようなストレッチヨガを行い効率的にダイエットできるようにしましょう。
ダイエットにとらわれすぎない
ダイエットに失敗する人の多くが、効果が出なかった、継続できなかったという理由です。「ダイエットのためにピラティスを始めたのに〜」など、ダイエットのために○○と決めて始めてしまうと、効果が出なかったときにモチベーションが下がり、やめてしまうことに繋がります。
すぐに痩せられるダイエットは多くありません。ファスティングダイエットなどの食事制限では一時的には痩せますが、毎日継続することはできないでしょう。
ダイエットのことを考えすぎずにとにかくシンプルにピラティスを継続すれば、3か月後に痩せていた！となるのも夢ではありません。まずはピラティスを楽しく長く、まずは3か月間継続してみるのがおすすめです。
まとめ
ピラティスダイエットでは体重増減だけに気を取られずに、見た目の変化も意識することが大切です。特に筋肉は脂肪よりも重いため、見た目は痩せたようにみえても（スカートやパンツなどのボトムスに余裕を感じたり、二の腕が痩せてきたように感じたりなど）、体重が変わらないことも多くあります。
楽しくピラティスを行い、食事にも気を遣うことが、ピラティスダイエットを成功に導く近道です。ぜひ参考にしてくださいね。
ヨガインストラクター。2015年友達に誘われてヨガを行ったことをきっかけに、ヨガの魅力に取りつかれ、毎日ヨガスタジオに通うように。インド人師匠の勧めで、メキシコで開催された2か月間にも及ぶヨガティーチャートレーニングに参加、2017年ビクラムヨガ講師の資格を取得。2018年バリ島にて、バレエヨガ・ピラティスの資格を取得。現在は同じくヨガ講師の夫、3人の子供たちとインドネシアバリ島在住。
