骨盤矯正ヨガとは?その効果や特徴、おすすめポーズも紹介!

ゆりかごのような大きな骨の骨盤。その骨盤がゆがむとさまざまな不調が起きます。関係ないように見える頭痛や肩こり、膝の痛みも、もしかすると骨盤がゆがんでいることにより起きているのかも。そんな不調も骨盤矯正ヨガを行うことで改善することが可能です。

そこで今回は、骨盤矯正ヨガとはどのようなものなのか、骨盤ゆがみチェック、骨盤矯正ヨガを行うメリットについて紹介します。

骨盤矯正ヨガとは?

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骨盤というと、お尻周りや足の付け根の大きい骨を想像する方が多いのではないでしょうか?実は1つの骨だけではなく、仙骨や左右に広がる腸骨、恥骨・座骨など複数の骨が組み合わさったものをまとめて骨盤とよびます。たくさんの骨があるだけに、結合部にずれが生じたり、傾いたり、ゆるんだりしまったりします。そのような状態を、骨盤のゆがみと呼んでいます。

普段生活をしているうえで、座りっぱなしで姿勢が悪かったり、足を組んだり、同じ肩にばかりバッグをかける癖がある方も多いことでしょう。このような日々の癖が長年蓄積すると、次第に骨盤にゆがみが生じ、さまざまな症状が現れることにもつながります。

また、妊娠、出産では赤ちゃんのベッドの役割をするのはもちろんのこと、ホルモンの影響もあり、骨盤が大きく広がります。産後の広がってしまった骨盤は、骨盤ベルトなど専用のベルトで戻すことができるほか、骨盤矯正ヨガを行うことで、元の位置に戻すことができます。骨盤矯正ヨガでは、骨盤周りの筋肉を鍛え、柔軟性を高めることで、骨盤を正しい位置に導きます。知らず知らずのうちにゆがんでしまった骨盤を正しい位置に矯正してくれるのが骨盤矯正ヨガなのです。

骨盤がゆがむと体にどんな影響がある?

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それでは骨盤がゆがむとどのような影響があるのでしょうか?詳しくご紹介します。 

腰痛・肩こり・膝の痛み・頭痛

骨盤がゆがんだとき、最も多い症状の中に様々な箇所への痛みがあります。腰痛は骨盤が近いために、大体の予想はつくかと思いますが、骨盤から離れた位置にあるにもかかわらず、痛みが起きるのはちょっと不思議ですよね。

骨盤の結合部が、ゆるんだり傾いたりすると、骨盤周りの筋肉が硬くなります。硬くなった筋肉が神経や血管を圧迫するために、血流が滞り、離れた場所にも痛みが生じたりします。また、腰痛や肩こりなどをかばおうと、背中を丸めて姿勢が悪くなり、更に腰痛や肩こりを生むなど悪循環に陥ってしまうこともあるので要注意です。

代謝が悪くなる

骨盤がゆがむと周りの筋肉が硬くなり、神経や血管を圧迫するとお伝えしましたが、同様に体中を巡っているリンパの流れも阻害してしまいます。

結果として、冷えやむくみなどを引き起こし、代謝が悪くなってしまう傾向があります。代謝が悪くなると太りやすくなったり、脂肪が燃焼しづらくなり疲労感を感じるようになることもあります。

婦人科疾患が起きる

女性の大切な臓器の1つである子宮は骨盤の中に収まっています。その骨盤がゆがむと、骨盤底筋がゆるみ、以下のようなさまざまな症状が出ます。

また子宮内の環境が悪化することによりホルモンバランスが乱れ、鬱になりがちになってしまったり気分が落ち込んでしまう事も。 以下のような症状がないか、確認しましょう。

  • 生理不順
  • PMSや生理痛の悪化
  • 尿漏れ

ウエスト回りが太くなる

骨盤が広がったり歪んでしまうと、骨盤周りの筋肉も緩みます。本来正しい位置にあるべき内臓も、ゆるんだ筋肉によって支えることができなくなり落ちてきてしまいます。

食事をしたあと、下のお腹がポッコリ出る、いわゆる胃下垂タイプの方は、もしかすると骨盤が緩んでいるのかもしれません。同じく、ウエスト回りに肉がついてしまう下半身太りの原因のひとつに、骨盤のゆがみもあると言われています。

骨盤のゆがみをチェックしてみよう

  1. 鏡の前に立って、両肩や腰の位置が平行かどうか確認する
  2. 目を閉じてその場で足踏み。目を開けて位置が動いていないか確認

上記二つをチェックしてみて、いかがだったでしょうか?特に1が目視で明らかな場合、すでに腰痛などの症状が出ているかもしれません。骨盤は身体の内部にあるからこそ歪みを感じにくいものです。今は大丈夫という方も、定期的にチェックしてみてくださいね。

骨盤矯正ヨガの効果やメリット

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一度ゆがんだり広がってしまった骨盤は、整体や病院に行かなくても自分自身で戻すことが可能です。筆者は3人子供を出産しておりますが、1人目出産時には骨盤矯正の知識がなく全くケアをしませんでした。産前に着用していたボトムはどれも入らずお尻も大きくなり、精神的なストレスも大きかったような気がします。

2人目出産後には、骨盤ベルトにくわえ、定期的にヨガを行っていた効果があったのか、入らなかったボトムもすぐに履くことができ、産前の体型に戻すことができました。このように、開いたり、歪んでしまった骨盤はいつでも戻すことが可能です。

骨盤矯正ヨガでは、骨盤周りの筋肉を引き締めることで骨盤のゆがみや結合部のずれを正します。落ちてしまった内臓も、正しい位置に収まるようになり、圧迫されていた血管・神経・リンパも滞ることなく体中を巡るようになります。結果として、それまで悩まされていたさまざまな症状が改善する効果があります。


  • 腰痛や頭痛などの痛みの軽減
  • 冷え・むくみの改善
  • 婦人科疾患の改善
  • ダイエット効果
  • 新陳代謝が良くなる
  • ウエストがすっきりする

骨盤矯正におすすめのヨガポーズ

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骨盤矯正ヨガでは、骨盤の周りの筋肉に働きかけるポーズを重点的に行います。その中でも自宅で気軽にできるポーズを3つ紹介します。どれも簡単なポーズですので、是非挑戦してみてくださいね。

安楽座のポーズ

いわゆるあぐらのポーズになります。あぐらは骨盤のゆがみの原因とされている場合もありますが、注意すべき点は行う時の姿勢。姿勢が悪く左右のお尻や腰の位置が平行になっておらず、均衡が取れていないあぐらをかくと、骨盤がゆがむ原因になります。

ポーズを行う時のポイント

骨盤を立て、左右の座骨に均等に体重をかけて座ります(痛い方はお尻の下に座布団を敷きましょう)
背中はまっすぐ天井に向かって伸びるように意識をし、左右の方は平行に。両腕をストンと太ももの上に置きましょう。そのままお腹を意識しながら深い深呼吸を。足首や膝が柔らかい方は蓮華座(足をクロスさせて両かかとを反対の足付け根に置く)に挑戦してもいいでしょう。

仰向けの足の親指をつかむポーズ

寝る前にベッドの上でもできるポーズです。寝ながらできるポーズでありながら、もも裏やお尻回りの筋肉を強化します。足痩せをしたい方や、前屈の柔軟性を高めたい方にもおすすめです。

ポーズを行う時のポイント

仰向けになり、右手で右太ももの上に手を置きます。右太ももやお尻が動かないように注意しながら、左足を天井に向かって上げます。左手指で、左足親指を掴みます。(掴めない場合はベルトやタオルを使用しましょう) 左足親指を掴んだまま、パタンと左横の床に向かっておろします。その際右太ももが床から離れたりしないよう、右手でしっかりと右骨盤付近を床に向かって押し付けます。そのままゆっくり3呼吸、反対側も行いましょう。

ねじった体側を伸ばすポーズ

このポーズは、骨盤のゆがみに加え、骨盤底筋を鍛える効果も期待できるポーズです。やや、強度がありますので、いきなりこのポーズを行うのではなく、ウォーミングアップをしてから行うのが理想です。ヒップアップ・ウエストシェイプにも効果的です。

ポーズを行う時のポイント

直立で立ち、右足を大きく前に踏み出します。左膝を床につけ片膝立ちになります。胸の中心で合掌し、ゆっくりと息を吸いながら体を右方向にねじり、左ひじを右ひざの外側に置き、左ひじで右ひざを押します。この際、できるだ合掌が胸の中心からずれないようにしましょう。そのまま3呼吸。余裕がある方は、床についた膝をまっすぐ伸ばすと更に効果を感じられます。

まとめ

今回は骨盤矯正ヨガについて紹介しました。骨盤のゆがみは男性にも起こりうるのですが、女性は出産があるため男性よりも大きい骨盤になっています。また筋肉量が男性よりも少ないために、女性のほうが骨盤のゆがみが多く、さまざまな症状が起きることが多くあるのです。

骨盤がゆがんだり広がってしまっても、骨盤矯正ヨガを行えば改善することは可能です。「なんだか最近不調だな。つかれやすいな。」と思ったら、もしかすると骨盤がゆがんでいるのかもしれません。是非骨盤矯正ヨガに挑戦してみてくださいね。