クリパルヨガとは?効果や特徴、構成についても解説!

クリパルヨガとは、インド出身のスワミ・クリパル氏が広めたヨガスタイルです。ヨガのポーズの完成を目的としないヨガが特徴で、自分自身の内面と見つめ合う事に重点を置いたヨガです。

今回は、そんなクリパルヨガの特徴や効果、クリパルヨガがおすすめな人、クリパルヨガの3つの構成についてご紹介します。

クリパルヨガとは?

ヨガ

クリパルヨガとは インド出身のスワミ・クリパル氏により広められたヨガです。ヨガにはさまざまな思想哲学・流派がありますが、すべてのヨガスタイルは対立しあうものではなく、相互に補い合うものであるとし、クリパルヨガの基礎を築き上げてきました。

人々のコミュニティーを強化する

「クリパル」とはサンスクリット語で「慈しみ」という意味です。多様化する現代社会でもスワミ・クリパル氏の思想に心を傾けながら、個性を認め、お互いを尊重し理解を深めあうヨガとして広まっています。

  • 多様性
  • 個の尊重
  • 人間性
  • 共存共生

このような、現代では必要不可欠ともいえる要素に意識を向けながら行うのがクリパルヨガです。

完成されたポーズを目指さない

通常のヨガクラスでは、先生がポーズのお手本を見せ、生徒たちは出来るだけ先生と同じポーズを取ろうと努め、先生も「このポーズはこうしてください」と指導します。

クリパルヨガでは、そのようなことは一切ありません。みんなが同じ完成されたポーズを行うよりも、個々が行ったポーズにより、自分の心の中にどのような変化が起きているかに重きを置いています。そのため、「自分がどう思うか」という、まず自分への理解から、他人への理解にも発展し、思いやりが慈しみが生まれるという特徴があります。

自分のプラーナを感じる

クリパルヨガではポーズを通して、感じ、認識し、知覚します。ポーズ中は、心地良いかもしれませんし、人によっては不快感があるかもしれません。それもすべて自分のプラーナ(生命エネルギー)であり生きているという証というヨガメソッドです。

普段の生活すべてにプラーナは存在し、それぞれみんなプラーナを体験しています。にもかかわらず、日々忙しい現代人はプラーナに気が付いていません。そのプラーナに意識を向け、自分のプラーナを感じ、自分の人生を健康的に豊かにさせるのがクリパルヨガなのです。

クリパルヨガの効果やメリット

ヨガ

クリパルヨガは前述の通り、ポーズではなく自分の心の中の変化を感じることに重点を置いています。そのため、精神的な面でのメリットが多くあります。

  • リラックス効果を得られる
  • 自身のトラウマと向き合い乗り越える力は身につく
  • 自分の心身の小さい変化にも気が付くようになる
  • 自己肯定感があがる
  • 日々の生活の幸福度があがる

このように、自分と向き合い、自分の内面にアクセスすることで、自分自身のトラウマや精神的な問題を自分の力で解決できるようになります。

他のヨガでは外部から与えるヒーリングサウンドや、マッサージ、リラクゼーションなどがありますが、クリパルヨガでは内面からアプローチを行う事で、第三者ではなく自分自身で自己に向き合い、結果として自分自身を癒すことにつながります。さらに、自分の心と体を愛すことで、日々の生活の幸福度も増すという最大のメリットがあります。

クリパルヨガはどんな人におすすめ?

ヨガ

クリパルヨガは自分を客観的に見つめ、自分のすべてを受け入れるヨガです。そのため、心身共にリラックスしたい人や、心に不安があったり自分に自信が持てない方にもおすすめです。また、多忙な日々を送るうえで、ストレスを抱えている現代人にも良いヨガといえるでしょう。

  • 心に不安を抱えている人
  • 自分に自信がない人
  • セラピーを受けたい人
  • 自分と向き合いたい人
  • はじめてヨガをする人
  • ストレスがある人

クリパルヨガの構成

ヨガ

他のヨガにはみられないクリパルヨガの特徴のひとつに、ステージの分類があります。3つのヨガプロセスに分かれており、それぞれ段階を踏んで行っていくことで、体と心、精神により効果的にアプローチできます。


<ステージ1>
ポーズの基礎(体と呼吸への気づきを高める)
ポーズのアライメントを整え、体の動きと呼吸を合わせ、 自分の体験に意識を向けます。

<ステージ2>
ポーズの保持(注意を内面へ広げ、集中する)
ポーズを保つことでわき起こる感覚や思考、感情に集中し、 それに抵抗するのではなく、ともに寄り添う慈悲の心を養います。

<ステージ3>
動く瞑想(自然にゆだねる)
ポーズの形を手放し、体からの智慧にまかせ自由に動きを展開させます。 そのなかで、すべてを見守る瞑想意識を体験するクリパルヨガ独自のメソッドです。

出典:Kripalu Japan

まとめ

今回はクリパルヨガについて紹介しました。クリパルヨガはゴールを設定しないヨガともいわれ、今ある自分を受け入れ、また、他人を認めあうヨガです。クリパルヨガ愛好者の中には、過去のトラウマや怪我の後遺症があったものの、クリパルヨガを通して自分と向き合うことができるようになり、辛い過去を克服した方もいます。

このように、クリパルヨガは自分の内面にフォーカスし、対話し、受け入れるというヨガの本質ともいえるべきヨガメソッドになります。心身共にセラピー的な要素もあるクリパルヨガは日本国内でもレッスンを受けることができます。体験したい方はぜひクリパルヨガの公式ウェブサイトをご覧ください。