ヨガの好転反応とは?いつまで続く?よくある症状や対策を解説!

ヨガをしたあとにだるさを感じる、お肌が荒れる、下痢をする、不安になるなど不調を感じたら、それはヨガの好転反応、心身を整える過程の正常な反応かもしれません。

本記事では、ヨガの好転反応とはなにか、好転反応はなぜ起こるのか、好転反応が起こりやすい条件と期間、よくある症状や対策をご紹介します。

ヨガの好転反応とは?

ヨガ

ヨガの好転反応とは、血行やリンパの流れが良くなり、溜まっていた老廃物などの不要な物が身体をめぐることで起こる、一時的な不調のことです。これは、身体に不要なものを排出するための正常な反応であるため、疾病と違い悪化することはありません。つまり、好転反応とはデトックスの最中に起こるものであり、不要物が排出されると、お通じの改善や美肌効果、疲労回復など、ヨガの嬉しい効果を感じることができます。

ただし、好転反応と疾病を区別する方法は、残念ながら確立されていません。不調を感じたときには無理せずお休みし、重い不調の際には「好転反応だから大丈夫」と決めつけず、医療機関を受診しましょう。

好転反応が起こりやすい条件

好転反応は、蓄積された不要物が身体をめぐることで起こるため、運動不足や不規則な生活習慣、添加物を多く摂取してきた方に、起こりやすいといわれています。特に、運動習慣のない方が、急に運動量の多いヨガをはじめると、筋肉疲労により重いだるさを感じることがあるため、ヨガ初心者の方は、リラックスヨガなどの、運動量の少ないレッスンから始め、慣れてきたらパワーヨガやヴィンヤサフローヨガにも挑戦してみましょう。

また、身体だけでなく、ヨガは心の不要物も排出する効果が高いため、日々ストレスの多い方は、好転反応としてメンタルの変化を感じる方もいます。

ヨガのデトックス効果

ヨガは、非日常的な動きにより、身体の筋肉バランスを整えることで、リンパの流れを促すため、デトックスの効果が抜群です。老廃物が身体に溜まる主な原因は、血行・リンパの流れが悪く、排出がスムーズにできないことです。老廃物の約90%はリンパ管を流れ、全体の95%が便や尿として排出されるといわれています。

リンパの流れは、筋肉の収縮で促されるため、十分に水分をとりながら、全身を大きく使いヨガをすることで、効率的にデトックスがすすみます。また、ヨガのレッスンで行う瞑想は、不要な考えを手放す、心のデトックスでもあるのです。心身ともにデトックスできるヨガは、好転反応を乗り越えることで、心と身体を整えていくでしょう。

ヨガの好転反応はいつまで続く?

ヨガ

好転反応の期間は人それぞれで、ヨガをした直後のみ不調を感じる方、2〜3日続く方、まれに1ヶ月以上続く方もいます。期間はそれぞれですが、好転反応はあくまでも一時的な反応です。

ヨガは、無理せず継続することがとてもたいせつであり、その修練の先で、心と身体が整います。1回の軽い不調でヨガをあきらめず、体調の悪いときにはお休みし、自分のペースで続けてみましょう。

病院を受診する目安

好転反応の特徴は、①ヨガをすると不調が起こる、②不調のレベルは前回と同程度、もしくは前回よりも軽く感じる ということです。

ヨガをするたびに症状が重くなる、または数ヶ月経っても不調が治らない場合は、疾病や怪我である可能性があるため、無理せずお休みし、医療機関を受診するようにしましょう。

ヨガの好転反応の症状

ヨガ

では、よくあるヨガの好転反応の症状と、その対策をご紹介します。

だるさを感じる

ヨガは、非日常的な動きをするため、普段あまり使われない筋肉が鍛えられます。とくに運動習慣のない方は、慣れない身体の動かし方で、一時的に筋肉疲労が溜まり、だるさを感じることがあります。

だるさを感じたら、まずは無理せずお休みをしましょう。温かいお風呂に入り、リラックスできる時間をとることも効果的です。ヨガを続けるうちに、力まずにポーズをとれるようになると、適切に筋肉が鍛えられ、血行やリンパの流れが促進されていきます。

肌あれ

リンパの流れがよくなり、身体を流れる老廃物が一時的に増えることで、肌の表層から排出される老廃物も相対的に増え、肌あれを起こすことがあります。ホットヨガや、運動量の多いヨガでは、汗を放置すると肌あれを悪化させる原因になるため、ヨガが終わったら優しく拭きとるか、シャワーで流すことをおすすめします。

溜まった老廃物が身体から出てしまえば、肌あれはおさまり、逆に美肌効果が期待できるため、水分をたっぷりとりながら、ヨガを続けてみましょう。

下痢・かるい腹痛

老廃物の90%は便や尿として排出されますが、溜まっていた老廃物が一気に排出されるときに、下痢やかるい腹痛をおこすことがあります。下痢の症状は2〜3日でおさまることがほとんどで、その間は脱水症状をおこさないように、水分をこまめに摂りましょう。

好転反応であれば、一時的な症状のため、下痢を起こしている間は、無理せずヨガはおやすみして。下痢が長く続く、または激しい腹痛を伴う場合は、迷わず医療機関を受診するようにしましょう。

ネガティブな気持ち

ヨガの好転反応は、身体だけではありません。ヨガのレッスンでは、瞑想により「今の自分」だけに集中する時間をとることが多くあります。これは、余計な考えを手放し、心を穏やかに整えるための修練ですが、慣れないうちは集中することが難しく、過去の嫌な思い出や、未来への不安が次々と頭に流れ、ヨガが終わったときに、ネガティブな気持ちになってしまうことがあります。

瞑想の時間を、ただ目を閉じて静かに過ごす時間と捉えるのではなく、「今の自分」、呼吸や意識に集中していきましょう。その修練を続けるうちに、物事を客観的にとらえられるようになり、心が整っていきます。

まとめ

ヨガの好転反応は、心や身体の不調をともなうため、1回のヨガで「ヨガが合わないかも」とやめてしまう方もいらっしゃいます。ヨガは無理をしないことが一番ですが、継続しなければ良い効果を得ることはできません。自分の心身と向き合って、決して無理をせずに、自分のペースで続けてみましょう。