常温ヨガはヨガマットさえあればどこでも出来ますが、暑い室内で行うホットヨガではどんな持ち物が必要なのか気になりますよね。
今回はホットヨガで必要な持ち物や、あると便利なアイテム、筆者が実際にホットヨガ体験に行った時の持ち物についても紹介します。
ホットヨガレッスンに必要な持ち物
ホットヨガは周知のとおり、暑い室内の中で行うヨガになります。ホットヨガでは、常温ヨガではかくことができないほどの大量の汗をかき、ヨガ後にシャワーを浴びることもあるため、常温ヨガと比べると持ち物が多くなります。
ヨガマット
ヨガには欠かせないヨガマットですが、ホットヨガの場合、ヨガマット自体が汗で濡れてしまう事もあるので、スタジオ貸し出し(無料もしくは有料)もあります。
ただ、不特定多数の人が使用したヨガマットを使いたくないという人もいるかもしれませんし、使いなれたマイヨガマットを持参したいという人もいるかもしれません。そのような場合は持参になりますが、ホットヨガで使用するヨガマットは汗で滑りにくいものや、汗が染み込みにくいもの、軽量のものを用意しましょう。
ヨガウェア
ホットヨガでも常温ヨガ同様にヨガウエアが必要になりますが、常温ヨガと異なる点は、濡れてもいいヨガウェアを選ぶという点です。ホットヨガではたくさんの汗をかきますので、身体にフィットしないルーズなシルエット(ゆるトップスや、サルエルパンツなど)のヨガウェアを選んでしまうと、汗で重くなったり身体に張り付いてしまったりします。
水着に近い恰好でヨガを行う人も多くいるので、ヨガブラトップやタンクトップ、濡れてもOKなTシャツに、レギンスやショートパンツなどの恰好が最適です。
1リットル以上の水
ホットヨガでは、自分の想像以上の汗をかくので、脱水に気を付ける必要があります。1リットルもの水を持っていくのはなかなか大変ではありますが、レフィル自由の水が置いてあったり、日替わりのデトックスウォーターや、水素水を提供しているスタジオも少なくありません。
スタジオで水を購入したり、ウォーターサービスのあるプランの会員になることでも水を入手することは可能ですので、1リットルの水を持ち歩けないという方は、検討するのもいいでしょう。
タオル
ホットヨガでは、ヨガ後にシャワーを浴びる人も多くいるため、シャワー用タオルが必要になります。またヨガマットにひいたり、ヨガ中に汗で濡れた顔や体を拭くためにも、タオルがあると便利です。
そのため、ヨガマットに敷くタオル、シャワー用タオル、汗拭きタオルと3枚用意する人もいます。
シャンプーなど
身体の汗のみをサッと流す人もいれば、洗髪まで済ませたいという人もいます。しっかりとシャワーをしたい派の人はシャンプー、ボディソープ、化粧水などを持っていく必要があります。
※溶岩浴のホットヨガの場合、汗は天然の保湿とされていて流さないほうがいいという指導もありますので、スタジオに確認しましょう。
ホットヨガレッスンにあると便利なもの
ここまではホットヨガで必要な持ち物を紹介しましたが、ここでは必須ではないものの、あると便利なアイテムについて紹介します。
ヨガラグ・ヨガタオル
ホットヨガでは、汗をかくので、ヨガマットの上にタオルを敷いて行うことがほとんどです。ヨガマットの上に、普通のバスタオルを敷いてもいいのですが、ヨガ用のタオルを使用するとさらに快適にヨガを行うことができます。
ヨガ用タオルは、ヨガラグ、ヨガタオルとも呼ばれていて、おしゃれなデザインのものも多く、吸収・速乾性があるなど、機能面でも優れているのが特徴です。汗を吸収しても、絞れば軽く小さくなるので持ち運びにも便利です。
防水バッグ
常温ヨガでは不要なアイテムの1つに、濡れたものを入れるバッグがあります。ホットヨガでは、自分の濡れたヨガウェアやタオルを持ち帰るため、防水のバッグが必要になります。
もちろんビニール袋でいいのですが、現在では、おしゃれな防水バッグも多数販売しています。かわいいヨガグッズを揃えると気分もあがりますし、繰り返し使えて環境にも優しい防水バッグも持ち物の1つにおすすめします。
呼吸のしやすいマスク
引き続き、コロナ感染に気を付けなければいけない状況が続いており、ヨガクラス中にもマスク着用を義務付けているスタジオも少なくありません。
屋外ヨガならまだしも、室内で行うホットヨガでは、マスク着用の指示がある場所も少なくありません。そのため特に通気性の良い、呼吸のしやすいマスクを持っていくと、より呼吸をスムーズに意識しながらヨガを行うことができますよ。
脱水防止に塩分・糖分を準備
ホットヨガを行うと汗をかきますが、汗と一緒に電解質も排出されます。身体の中の電解質が極端に不足すると、めまいがしたり、足がつったり、頭痛がおきるなど、身体の不調が出始め、最悪の場合には脱水症状が起きてしまう場合も。
脱水症状になるのを防ぐためには水だけではなく塩分と糖分も摂取すると、体内に効率よく水分を取り込めます。そのため、飲料水に塩と糖を入れたり、塩分チャージの飴などを携帯していると、予想以上に汗をかいたときにも安心できますよ。
ホットヨガの体験レッスンの場合の持ち物
実は、筆者も最近ホットヨガの体験に行ってきました。体験クラスは「初回体験のみ手ぶらプラン」だったのですが、体験クラスには以下が含まれていました。
- ヨガマット
- ヨガタオル
- シャワー用タオル
- ヨガウェア(Tシャツとハーフパンツ)
- 水素水(ボトルは持参)
このようにヨガに必要なものはすべて用意されていて、ドライヤーはもちろん、綿棒などのアメニティも充実していました。 ふと思い立った時や、会社帰りの方も手ぶらで参加できるのは、嬉しい魅力ですよね。
また、体験クラスを受けてそのまま入会する場合には、入会金無料や初月無料など、さまざまな特典を設けているスタジオがほとんどです。即時入会する場合は、以下も体験時に持参する必要があります。
- 身分証明書
- 会費引き落とし用の銀行情報と銀行印
ホットヨガでの体験で必要な持ち物は、基本的に通常のホットヨガクラスで使用するものと同じですが、体験に限り、スタジオが用意してくれるところもあるようです。貸出状況、必要な持ち物はスタジオによって異なるので、事前に問合せをしましょう。
まとめ
今回はホットヨガでの持ち物について紹介しました。ホットヨガは汗をかき、ヨガ後にシャワーを浴びるため、プールに行くような気持ちで持ち物を用意をすると、想像しやすいかもしれません。濡れてもいいヨガウェアの準備から濡れたものを持ち帰る防水バッグなど、常温ヨガでは不要なものも必要になるのがホットヨガです。
持ち物が多くなる傾向にはありますが、出来るだけ生徒さんの負担を減らそうと、貸し出しロッカーや、無料の水サービスなど、さまざまなサービスを行っているスタジオが多くあります。必要な持ち物はヨガスタジオによっても異なりますので、事前に確認してから、ホットヨガに参加してくださいね。
ヨガインストラクター。2015年友達に誘われてヨガを行ったことをきっかけに、ヨガの魅力に取りつかれ、毎日ヨガスタジオに通うように。インド人師匠の勧めで、メキシコで開催された2か月間にも及ぶヨガティーチャートレーニングに参加、2017年ビクラムヨガ講師の資格を取得。2018年バリ島にて、バレエヨガ・ピラティスの資格を取得。現在は同じくヨガ講師の夫、3人の子供たちとインドネシアバリ島在住。