ヨガのチャクラとは?7つのチャクラの場所と色、開くためのポーズも解説!

ヨガをしていると、「チャクラ」という言葉を耳にすることがあるでしょう。チャクラを理解し、意識することで、身体だけでなく、自分の内なる生命力までもいきいきさせるヨガに近づくことができます。

本記事では、ヨガのチャクラとは何か、7つのチャクラの色や特徴、各チャクラを整えるおすすめのポーズと、その効果をご紹介します。

ヨガのチャクラとは?

ヨガ

ヨガのチャクラとは、生命エネルギーの出入り口のことを指し、背骨から頭頂のラインにそって7か所あります。この、生命エネルギーのことをプラーナ、プラーナの通り道をナーディーとよびますが、チャクラが整うと、プラーナがつまることなくナーディーを通り、全身を巡ることができるため、心身が生命エネルギーに満ちあふれるのです。

生命エネルギーと聞くと、本当にそんなものが存在するのか、あやしい印象を受けるかもしれませんが、私たちに身近なツボの概念も、この生命エネルギーを起点とし、多くの実績をつみ重ね、現在世界中に普及しています。そう考えると、ヨガのチャクラも、とても身近に感じることができるでしょう。

7つのチャクラ、その場所と色は?

ヨガのチャクラ

人に存在する7つのチャクラには、それぞれの場所、色、司るものと働きがあります。

第1チャクラ:ムーラダーラチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:脊椎の底部(尾骨のあたり)
色:赤色
司るもの:集団としてのアイデンティティ
働き:存在の根源を支える、地に足をつける
特徴:ムーラダーラチャクラは、集団のなかで、生存の基盤を保つための力を発揮します。人は、幼少期には家族、成長するにつれ、友人や同僚などの間で、集団の一員としての自分を確立していきますが、そこで重要なのが、この第1チャクラです。第1チャクラが乱れると、落ちつきがない、孤独を感じるなど、精神的な不安定を生みだす原因にもなるのです。

第2チャクラ:スワディシュターナチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:下腹部からおへそにかけての部分(丹田のあたり)
色:オレンジ色
司るもの:1対1のつながり、セクシャリティ、創造性
働き:集団から独立して生きていく力
特徴:スワディシュターナチャクラは、集団からの独立や、個性を育む力を発揮します。好き嫌いや、個人的な欲求もこのチャクラに依存していて、個人としてのアイデンティティをもつことを可能にするのです。第2チャクラの乱れは、自信の喪失や決断力の低下につながります。

第3チャクラ:マニプーラチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:みぞおち
色:黄色
司るもの:内面の力、意識力
働き:自分を確立する
特徴:対外的なものを司る第1、第2チャクラに対し、第3チャクラは、内面的なものへと変わっていきます。自分の役割を理解し、自発的にやるべきことを果たすための、知的なエネルギーを発揮します。自分の役割が分からない、またはやるべきことは分かっているのに自信がなく、無気力になる、というときは、第3チャクラの乱れが原因かもしれません。

第4チャクラ:アナハタチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:胸の中心
色:緑色
司るもの:無償の愛
働き:全てを許し、癒す力
特徴:アナハタチャクラには、見返りを求めない無条件の愛情が渦巻いています。愛情を向ける相手は、自分を傷つける誰かかもしれません。他人を許すことはもちろん、めざすところは、自分を犠牲にして他人を許すのではなく、傷つけられた自分も癒すほどの慈悲、許しの心です。この領域に至ると、外の世界で何が起ころうとも、おだやかな自分をたもち、本当の愛情を絶やさずに生きることができるでしょう。人間関係も良好になり、やさしい世界が広がっていきます。第4チャクラの乱れは、パートナーへの過度な依存や、人間不信につながります。

第5チャクラ:ヴィシュッダチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:のど
色:青色
司るもの:コミュニケーション、自己表現
働き:自己の選択とその結果を受け入れる意志の力
特徴:ヴィシュッダチャクラには、神を信頼し、人生におけるすべての選択とその結果を、神の意志として従うことができる、強い意志の力があり、霊界とのコミュニケーションの窓口でもあります。第5チャクラが活性化することでコミュニケーション力もアップするため、人間関係がより良好になるでしょう。第5チャクラが乱れると、言いたいことがうまく伝えられない、または余計な一言が口をついて出てしまうことがあります。

第6チャクラ:アジニャーチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:ひたいの中心
色:藍色
司るもの:直感力、判断力
働き:真理を求める力
特徴:アジニャーチャクラは、第1から第5チャクラを指揮する役割を持ち、無意識下で起こるインスピレーションを受けとることができます。この力は神なる力の1つともいわれ、この直感が真理なのか、又は恐れや幻想からくるものなのかを、見極める判断力が必要です。ここが混乱すると第6チャクラは乱れ、頭で考えすぎてしまい動けず、いらつきや、恐れを感じることもあります。

第7チャクラ:サハスラーラチャクラ

ヨガのチャクラ

場所:頭頂部
色:紫色
司るもの:宇宙の英知・霊性とのつながり
働き:生命力の入り口
特徴:第7チャクラの役割は、大宇宙、神からやってくる生命力と、人をつなぐ入り口です。第1から第6チャクラが整い、開くことで、第7チャクラを経由して、宇宙の英知、神なるものと神秘的なつながりを得ることができるといいます。自己を制限する固定観念をこえた存在となり、人は悟りの境地へと到達するのです。

チャクラの覚醒とは?

ヨガ

チャクラの覚醒とは、第1から第7チャクラがすべて活性化し、宇宙の英知と一体化した状態を指します。一つ一つのチャクラを整え、開かれた状態にすることで、生命エネルギーがスムーズに全身を巡り、各チャクラの働きを活性化させることができるのです。

チャクラを覚醒させるには

7つのチャクラを下部から上部にかけて開いていくことで、生命エネルギーを上昇させることができるといいます。そして、頭頂まで上りつめた生命エネルギーは、サハスラーラチャクラ(第7チャクラ)を窓口として、神、大宇宙、霊性とつながり、悟りの境地へと至ることができるのです。

インドの伝統的な「クンダリーニ・ヨガ」では、効率的なチャクラの覚醒を目的とし、呼吸法やプラーナヤーマ(気のコントトール)、アーサナ(座法)を実践します。日本でクンダリーニ・ヨガを学べる場所は限られていますが、チャクラの覚醒までをみすえてヨガを深めたい方は、ぜひクンダリーニ・ヨガを学ぶことをおすすめします。

チャクラを開くためのポーズとその効果

第1から第6チャクラには、その働きを効果的に高める、相性の良いアーサナ(ヨガのポーズ)が存在します。

第1チャクラ

ポーズ:ヴィーラ・バトラーサナ1 (戦士のポーズ1)
効果:集団の中で自己が安定し、地に足のついた生きかたができる。
ヨガポーズ

第2チャクラ

ポーズ:パリガーサナ(かんぬきのポーズ)
効果:個性を持ち、自信をもって独立した生きかたができる。
ヨガポーズ

第3チャクラ

アルダ・マッツェンドラーサナ(座位のねじりのポーズ)
効果:自分の役割を理解し、情熱とエネルギーをもってやり遂げることができる。
ヨガポーズ

第4チャクラ

ポーズ:ウシュトラ・アーサナ(ラクダのポーズ)
効果:人にやさしく、自分を穏やかにたもち、何事にも動じない力を得る。
ヨガポーズ

第5チャクラ

ポーズ:パスチモッターナーサナ(長座前屈)
効果:高いコミュニケーション力と、人生の選択と結果に対する強い意志が生まれる。
ヨガポーズ

第6チャクラ

ポーズ:パドマアーサナ(蓮華座)
効果:無意識下のインスピレーション(直感)を信頼し、真理を判断する力がつく。
ヨガポーズ

まとめ

ヨガのチャクラを理解し、意識することで、いつものヨガに奥行きが増していきます。すべてを理解する必要はなく、自分の状況、目指すべき姿を整理したうえで、必要なことから学べばよいのです。ヨガは一生をかけて学べるとても魅力的な存在。ヨガを深め、人生を広げていきましょう。